清家新一の「超相対性理論」について

清家新一…というと、知る人ぞ知るアダムスキー型UFOの信奉者であり、UFOの浮遊を「理論的に解明」し、反重力理論を立ち上げた人です(嘘だけど)。

 

清家氏はUFO関連をいくつも書き著していて、UFOが空中に浮かぶ原理を「超相対性理論」という大言壮語な名前の理論を立ち上げた人で、ちょっと普通じゃない人(その名も「実験円盤浮上せり」という本も表している)。

 

清家氏のすごいところは、既存の科学理論でUFOの浮上原理を打ち立てたことです。といっても、UFOが浮上する原理を打ち立てることができたのは相対論的量子力学と一般相対論と電磁気学に加えて「勝手な仮説」を導入したことによって可能になったのであって、とてもUFOの浮上原理を解明したとは言えません。。

 

私が清家氏の著作に触れたのは「実験円盤浮上せり」が初ですが、その本の中で、アダムスキー型円盤の底にある丸い半球の装置を「球形コンデンサ」と捉えていたことにはさすがに驚愕した(しかも、「回転電場」とか言ってたような気がする。電気工学の誘導機で「回転磁場」の電場版かと読んだ当時(もう30年前だけど)捉えていた)。

 

清家氏の「超相対性理論」やその類の本は数式が多くて読みなれない人には難しいと感じるかもしれないが、相対性理論量子力学を学んでいれば読むのは容易いと思う(表式がこれらの理論で出てくるそのまま)。

 

本理論は理論に「超」とついているけど、相対性理論を超えるものではなく、清家氏の信ずる「核スピン」と「重力」の間で影響しあっている考えに基づくもので、そんなことは誰も証明していない。読んだ印象では、大学(or大学院)のときに自ら勉強した相対論・量子力学・相対論的量子力学の衝撃から妄想のままに構築した理論のような気がする(勝手な憶測ですが)。

 

ところで、いきなり清家氏のことを書いたのはなぜかというと、と学会の「新・トンデモ超常現象56の真相」の皆神龍太郎の清家氏の解説に前から納得がいってないことによります。

 

もともと「皆神龍太郎東工大の物理学の修士を出たと言ってるけど、物理学の物言いには慣れてないんじゃないか、もしくはしっくりいっていないんじゃないか」というのを薄々感じていました。

 

上記の本の清家氏の超相対性理論の記事についても批判調で書いているわけですが、「なぜ清家氏の理論がダメなのか」に至るまでの理論展開がちょっとしょうもないような気がします。

 

ブログで長々と(自分ではこれだけ書くのも長々です)書くのは初めてなので本日はこれまで。

 

続きはいつ書こうかな?

 

 

 

 

グラフ可視化ツール:Gephi(1)入手

はじめに

最近になって、グラフ可視化ツールを学ばねばならないことになった。

 

グラフ理論は前々から興味があったが仕事で使うこともないので、ずっと学ばず仕舞いだったが、仕事で「グラフ可視化ツール○○について調べて欲しい」とのお願いがつい最近あった。ツールを入手するついでにいい機会なので、グラフ描き&グラフ理論についても学んでみようと思ってこの記事を書いてみました。

グラフ可視化ツールの入手

早速、入手することにした。

 

Gephi

ここから「Gephi 0.9.2」を入手する。

※日本語サイト「Gephi, オープンソースのグラフ可視化・操作ソフトウェア」から入手できるバージョンは現時点(2018年5月31日時点)では0.8αと古いらしい。最初、こちらを入手しインストールして起動してみたが、スプラッシュ画面から一向に進まなかった。そこで、http://hytmachineworks.hatenablog.com/entry/2018/01/17/000339を参考に上記のサイトから改めて入手した。

インストール

簡単なので割愛。

起動

立ち上げてみる。

 

今日はここまで。